通信モジュール内蔵型データロガー「水魔人Ⅱ」

特徴 | 仕様 | 活用事例

「水魔人Ⅱ」は、パケット通信サービス「FOMA」に対応した
・アナログ、デジタル計測(各種センサー対応)
・データロガー機能
・通信機能(定期、イベント時)
を一体化した遠隔計測監視端末です。

※「FOMA」はNTTドコモの登録商標です。

特徴

小型・省スペース
FOMA通信モジュール、プロトコル変換機能およびロガー機能の一体化により、小型・省スペース化を実現しました。


FOMAチップ対応
本体交換においては、FOMAチップの差し替えを行うだけでよく、ネットワーク設定等の変更は必要ありません。また、予備機の回線契約が不要となり運用時の無駄がありません。


低消費電力
待機電力の少ない組み込み用FOMA通信モジュールの採用、優れた省電力機能により低消費電力を実現しました。また、商用電源を用意できない地域では、太陽電池とシール鉛蓄電池の組み合わせにより、長期運用が可能です。


通知機能
登録されたセンタへ測定データを送信します。
・設定された時間間隔による定期通知
・計測値異常時の警報通知
・動作電源監視機能によるAC電源の停電/復電通知など
(停電/復電通知を行う場合、シール鉛蓄電池などのDC電源が必要です)


センタ応答機能
センタから接続要求に応答する「サーバ機能」を持っていますので、データの取得や設定の変更などをセンタからの接続によって行うことも可能です。


データロガー機能
あらかじめ設定された時間間隔にて、測定データを内蔵メモリに保存します。何らかの原因によりデータ送信に失敗した場合でも測定データをバックアップします。


各種入力装備
電圧(0~5V)出力タイプのセンサ、温度計測用のPt-100(白金測温抵抗体)を接続可能なアナログ入力を3チャネル装備しており、センサ用電源(12V)も供給可能です。A/Dコンバータには24ビット高精度デルタシグマ型を採用。また、アナログ入力の他、雨量計などを接続可能なパルス入力を1チャネル、接点入力1点、接点出力1点を装備しています。


液晶ディスプレイ装備
16桁2行表示のバックライト付液晶ディスプレイを装備おり、スイッチ操作により現場でもデータ、設定・状態を確認することができます。


仕様

■基本
対応電源 AC100V(85~132V) 50/60Hz
DC12V(8V~18V)
※太陽電池、シール鉛蓄電池対応
消費電流 通信時最大値 約300mA
※水位1チャンネル測定時。接続センサ、チャンネル数により変動
待機時平均値 4mA以内
動作環境 温度 -20℃ ~ +60℃
湿度 20% ~ 90%RH
外形寸法 200(W)×135(D)×50(H)mm
※取り付け足、突起物含まず
重量 約700g
■外部インターフェース
通信
インターフェース
信号方式:EIA-574(RS-232C)
伝送方式:調歩同期式
通信方式:全二重/無手順
通信速度:9600[bps]
ビット構成
 スタートビット 1[bit]
 データビット  8[bit]
 パリティビット なし
 ストップビット 1[bit]
フロー制御:なし
結線種別:DTE
コネクタ形状:D-SUB 9P オス
アンテナ
インターフェース
アンテナコネクタ:1個
インピーダンス:50[Ω]
コネクタ形状:SMA
LCD表示 16桁 × 2行液晶表示(バックライト付)
LED表示 電源LED:赤色 1個
通信状態LED:黄色 1個
電波レベルLED:緑色 3個
操作スイッチ 電源スイッチ:ロッカタイプ
メニュースイッチ:プッシュスイッチ
セットスイッチ:〃
カーソルスイッチ:〃
レンジ切替スイッチ:スライドスイッチ
■通信仕様
通信方式 FOMAパケット通信(最大384kbps)
センタ接続形態 LAN接続専用(CLOSE接続)
対応プロトコル PPP(TCP、UDP)
■ロガー機能仕様
測定
インターバル
1,2,3,4,5,6,10,12,15,20,30,60(分)
※日内で時間帯を分けて2つのインターバルを設定可能
データモニタ
インターバル
10,12,15,20,30,60(秒)
※警戒値監視を目的とした測定のためのインターバル。データは記録されない
記録可能
データ数
1008回(10分間隔で7日分)
※メモリ満杯時は古いデータより上書き
表示機能 測定日時、測定値表示
※各チャネルの測定データを2秒毎に切り替え表示
スイッチ操作でリアルタイム値、メモリ値表示可能
スケーリング
機能
測定値を物理単位量へ変換して表示
※変換式は一次式のみ
単位設定機能 ANK文字4桁までの単位設定可能
■入出力仕様
アナログ入力 3チャネル
【電圧レンジ】
 測定範囲:0~5[V]
 分解能 :0.001[V]
 測定精度:±0.1[%・FS]
 ※センサ用電源装備 DC12[V] 50[mA]
【Pt-100(白金測温抵抗体)レンジ】
 測定範囲:±100[℃]
 分解能 :0.1[℃]
 測定精度:±0.3[℃]
 励起電流:2[mA](定電流)
※レンジ切り替えは本体基板上のスライドスイッチによる
パルス入力 1チャネル
測定範囲:0~65536[パルス] (測定インターバル間)
接点入力 1点
検出電源:DC5[V] 100[KΩ]
検出状態:0:Break/1:Make
入力信号:無電圧接点(抵抗値100[KΩ])
     オープンコレクタ(Vce1[V]以下)
接点出力 1点
出力信号:無電圧接点
接点定格:AC125[V] 0.5[A]
     DC30[V]  2[A]
■監視機能仕様
定期通知 測定間隔に同期した通知
警報通知機能 測定時またはデータモニタ時、上下限値オーバーによる通知
※接点入力については、ONまたはOFFどちらかに変化したとき
停電通知機能 AC/DC両電源が接続されているとき、動作電源の変化による通知
これにより、停電/復電を監視できる

活用事例

  • 事例1.太陽電池による農業用水路水位・水温計測システム
    商用電源を利用できない場所において、太陽電池により農業用水路の水位・水温を測定するシステム

    水位・水温を5分間隔で測定し内蔵メモリへ記録したあと、ASPセンタへ測定データを送信します。更に異常水位監視を目的に、測定の間隔より短い1分間隔でも測定を行い、測定値が予め設定した上下限値を越えた場合にもセンタへ測定データを送信します。

    電源
     太陽電池モジュール 20W×1枚、シール鉛蓄電池 17Ah×1個
    通知条件
     ①測定インターバルによる定期通知
     ②水位の上下限値判定による警報通知
    運用条件
     測定間隔・通信間隔 10分
     モニタインターバル 1分

  • 事例2.施設園芸用ハウス内温度監視システム
    ハウス内の温度を監視し、設定された上下限値を越えた場合にセンタへ通知するシステム

    水位・水温を5分間隔で測定し内蔵メモリへ記録したあと、ASPセンタへ測定データを送信します。 更に異常水位監視を目的に、測定の間隔より短い1分間隔でも測定を行い、測定値が予め設定した上下限値を越えた場合にもセンタへ測定データを送信します。

    電源
     太陽電池モジュール 20W×1枚、シール鉛蓄電池 17Ah×1個
    通知条件
     ①測定インターバルによる定期通知
     ②水位の上下限値判定による警報通知
    運用条件
     測定間隔・通信間隔 10分
     モニタインターバル 1分
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